羽田某ホテル現場(柱中詰めコンクリート作業)

今回は羽田某ホテル現場(地上13階 鉄骨造)の様子をお伝えします。
日本の玄関口のひとつである羽田空港に隣接しています。
2020東京五輪に向けてホテル建設が行われ、国内外から多くの方々をお迎えします。

深谷組の主な仕事の一つ、建築工事の建物の壁、柱、床、梁などの主要構造部分の骨組を作る作業があります。

今回、こちらの現場では【柱構造】の躯体工事を行なっています。
柱の強度を保ち強度を増すために、鋼管の柱にコンクリートを流し込みます。
その作業を【柱中詰めコン作業】と言います。

作業内容は、始めに柱にスライドバルブ(赤い金物)を取付、その穴からポンプ圧送業者がコンクリートを圧入(流しいれる)します。



コンクリートは1階から打設し、6階上層階まで押し上げます。圧送完了、コンクリートをせきとめ、構造の強度を確認後スライドバルブを取り外します。



ただ、コンクリートを打設するのではありません、打設を行う前に【準備と計画】を行うことにより、より良いコンクリート構造物を作る事が出来ます。
深谷組の仕事は、準備や計画はもちろん、打設する時に作業員が上下で確認しあいながら、決められた時間・決められた高さで工程が進むよう取り仕切ります。圧入したコンクリートは丸1日で固まり柱を補強していきます。
同様の工程を繰り返し、建物の躯体工事は進んでいきます。