クレーン車の種類

高層建設工事や高所での資材揚重作業を行う際に使用し、重量物を吊り上げ水平に運搬することができます。
クレーンの種類には大きく分けて4種類になります。
様々なクレーン車を紹介いたします。


接地面積が広く接地圧が小さいため、支持地盤の低い場所や舗装されていない路盤上など自走して走行できるが、公道は走れません。
5t未満なら小型移動式クレーンで乗ることができ、それ以上なら、移動式クレーン運転士免許が必要になり、大型のものは現場での組み立て作業が必要になります。

 

エンジンを駆動源として走行、旋回、吊り上げなど全ての動作を行います。また、四輪操舵システムがあり、位置取りの微調整が取りやすく、ブームの組み立てが不要であり、現場到着後ブームとアウトリガーを伸ばせば、作業が可能になります。
また、クレーン操作に必要な移動式クレーン運転士免許の他に、公道を走るときは、大型特殊自動車免許が必要になります。

 

内部の床板を貫通して立てるものと、外部に立てるものがあります。小さいものは、リモコンで操作するものと、大きいものは、オペレーターが運転席で操縦するものがあります。
運転席まで行くには、クレーンポスト内のはしごで登り降りするので、回数を抑えるため冷暖房やトイレ(ポケットトイレなど)が設置してあります。
必要な資格はクレーン・デリック運転士の免許が必要です。

 


車両の荷台の部分にクレーンと操縦管があり、リモコンでもクレーンを操作できるので、1人でも揚重作業を行いやすくなっています。必要な資格は、移動式クレーンとトラックの重さにあった運転免許書になります。